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2024湖成会こやまケア発表会

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7月24日、小田原三の丸ホールにて「2024湖成会こやまケア発表会」を開催いたしました。

今年は対面開催となり、新型コロナウイルス感染症の対応が続いている百恵の郷を除いた全施設が集合しました。

会場には発表者と講評者のほかに、湖成会各施設から見学の職員、他法人の方々も来場されていました。

 

またその様子はZoomで配信され、各施設を繋ぎ、現地に来られなかった職員にも届けることができました。

「こやまケア」とは、お客様やそのご家族に満足してご利用いただくため、

「ここでよかった」と思っていただけるために、私たちが追い求める質の高いケア。

このこやまケアを日々実践し、1年に1度湖成会内で集まった事例を発表するのがこやまケア発表会です。

より良い事例は法人内で共有し、水平展開していくということも大きな目的の一つとなっています。

 

一人のお客様に安心して生活していただくための試行錯誤や検証、

現状に満足せず、サービスの質の向上を目指す取り組み、そしてお客様から学ばせていただいた多くのこと。

発表を通して、お客様のことを想う熱い気持ちが伝わってきました。

 

お客様と向き合うときには、そのお客様の生きてきた人生を知って、その方らしさを尊重していくということ。

その大切さを改めて実感しました。

 

また、現在湖成会をご利用いただいているお客様へのケアだけでなく、

地域の一員として心のよりどころとなるような施設を目指す事例、

湖成会を支える職員の働き方のサポートなど、幅広い分野への取り組みがありました。

 

客観的なデータや時間をかけた他職種間での打ち合わせと連携、お客様お一人おひとりへの柔軟な対応と、

それらの行動の根幹を支える湖成会職員の「想い」が感じられる発表ばかりでした。

 

サービスの質を向上させ、各施設を、そして湖成会を選んでいただくための取り組みの事例などは、

どの施設でも活かしていけるような内容だったのではないでしょうか。

お客様へのサービスはもちろん近隣地域のみなさまへも、待ちの姿勢ではなく積極的に働きかけていくということが重要である、

発表会終了後にそんな声も聞かれました。

 

離れているどの施設でも、どの職種でも、湖成会の職員の想いの原動力は同じです。

「目の前のお客様のために」

そのまっすぐな気持ちが感じられました。

職員目線のケアではなくお客様視点のケアを行うこと、改めてその重要さを感じられる事例も。

 

発表後は各事例に対する質問や講評を通して、さらに学びが深まる時間となりました。

 

 

ときには見失ってしまいそうになることもあります。

それでも一人だけで悩むのではなく、一つの職種だけで考えるのではなく、

チームとしてお客様と向き合いながら前に進んでいくことが大切であること。

そして今回の発表会での水平展開は、湖成会という大きなチームでケアに取り組むにあたって、

重要な役割を担っているということを感じられました。

 

「自らが受けたいと思う医療と福祉の創造」のため、

湖成会は今日もこやまケアを各施設で実践しています。

 

2024年7月26日

社会福祉法人湖成会

Tsunagu 山本 美羽子

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