作業療法士を招いて、職員研修を行いました
- イベントレポート
- あった家
今日はお天気も良く、春のように暖かな昼下がりを迎えております
先週、あった家グループホームでは、同じ湖成会の特別養護老人ホーム楓の丘より、作業療法士を招き、職員の研修を行いました
作業療法士は、略語で「OT」とも呼ばれ、厚生労働省が実施する国家資格です
一体どんな資格かと申しますと・・・
身体や精神に障害がある人、病気やケガなどで後天的に身体が動かしにくくなったり、精神的に落ち込んだりした人に対して、作業活動を通じて日常生活の動作で困らない様にサポートしていく事です。
※作業と言っても、仕事と言う意味ではなく、家事や入浴・着替えや排せつなどなど日常生活全体をさします。
今回は身体の傾き等があり、車いすやベットでの介助がもっと円滑に、かつお客様のお身体に負担にならない方法を教えて頂きました
では、ご紹介致します
こちらが、楓の丘 作業療法士の野添さんです
こちらの写真の左側の素敵なおじさん・・・いえいえ(笑)お兄さんです
ちなみに、右側におりますのは、あった家グループホーム管理者:渡邉ですが、この日は夜勤明けとの事で、お顔の公開は自主的に控えさせて頂いております
この日は、グループホームの職員全員参加です
みんな本当に勉強熱心
日々お忙しい野添さんの貴重な研修が受けられるとの事で、職員一同、集中しておりました
まずはお客様の立場に立って、職員が車いすに座り、座り心地やクッションの位置を相談しています
それから、実際にお客様にも座って頂き、お身体が傾いていないか?
楽な姿勢でゆったり座っていただけているか?等々、相談しながら、最良の方法を探っていきます
野添さんは常にお客様目線
常にお客様にお声かけし、様子を見て、表情を見て、お客様にとって一番良い方法を探して下さいました
日中はうとうとされている時間の多いW様も、野添さんの声かけに、お顔をあげてお返事して下さいました
ベット上のK様も、野添さんの声掛けにニコニコされていました
野添さん、お忙しい中、貴重な研修をありがとうございました
とても大変勉強になりました
あった家職員一同、今後も精進して参ります
2020. 3. 18
社会福祉法人 湖成会
多機能ホーム あった家
小規模 望月香奈